■ 本講座は終了いたしました。
ブレンダーの仕事の第一歩はウイスキーの香りを知ることです。
ウイスキーには様々な香りが混ざり合っていて、ブレンダーにはそれを一つずつかぎ取ってゆく能力が必要です。
本講座では、富士御殿場蒸留所でブレンダーを務めていた早川氏を講師に迎えて、
「本格的な講義」を
「分かりやすく」、
「実践方式」で皆様にお伝えします!
「ピートの香り」と言われて何を連想しますか?正しく感じとれていますか?
■講座案内
たとえ同じウイスキーでも、人によって強く感じられる要素が違います。
この講座ではピートと呼ばれる香りはいったい「どれ」なのか、香りのサンプルを用いてお教えいたします。
「分析的官能評価」というブレンダーの技法を使い、ひとりひとりの感じ方のズレを小さくしていきましょう!
また、「ピート」と一言で表されますが、薬品系やスモーク系などの香り、さらにピート以外の成分を複合したものを「ピートの香り」と表現しています。はたして皆と同じ要素を正しく感じとっているでしょうか?
実際にブレンダーたちが使うようなサンプルを試しながら、国際基準の用語で分類。
このセミナーで使用する香りサンプルは、一つの要素だけ抜きとった香りなので、同じ基準を共有できるようになっています。
香りを強化したウイスキーを用意しての「香り当てクイズ」で復習。セミナーの最後には、ピーティーなウイスキーを全員で「官能評価」。と、身になる講座になるよう企画!
講座の前後でウイスキーの感じ方がきっと変わっているはず!
早川氏の説明と手助けで、ブレンダーに近づけるセミナーです。
ご自分のテイスティングを振り返りたい方、プロとしてウイスキーに関わっていかれる方から、ウイスキーを飲み始めたばかりの方までどなたにもお薦めできる講座となっています!(ブレンダー志望の方ももちろん歓迎です!)
■テイスティングアイテム
香りサンプル × 4種類
クイズ用サンプル × 2種類
ラフロイグ10年
■ウイスキー文化研究所 特別技術顧問 早川健
1959年広島県福山市生まれ。大阪大学工学部醗酵工学科、大学院で醸造・醗酵を学び、1983年にキリン・シーグラム株式会社に入社。2000年に富士御殿場蒸溜所のブレンド最高責任者(チーフブレンダー)となり、「富士山麓樽熟50°」「富士山麓シングルモルト 18年」等の開発を手がける。2015年麒麟麦酒を退職し、ウイスキー文化研究所の特別技術顧問に就任。
■会場
ウイスキー文化研究所 ウイスキースクール
東京都渋谷区広尾5-23-6 長谷部第10ビル2F →
アクセス
■時間割(予定)
19:30 ガイダンス
19:35 シングルモルトをかいでみましょう
19:45 「薬品系」と「スモーク系」を含む4種のサンプルを使った香り体験
20:00 香りの構成要素と、製造プロセスの関連についての講義
20:20 香り当てクイズ!
20:40 シングルモルトを官能評価、解説
20:55 質疑応答
※最少催行人数は8名です。1週間前に規定の人数に達しない場合は、開講を中止します。
(開講中止の場合は、当研究所より皆様にご連絡いたします。その場合は受講料を全額返金いたします)