ウイスキー文化研究所の特別技術顧問、早川健氏の製造に関する講義の第3弾の開講です。
現在までに開催されたものを受講された方も、そうでない方もぜひ参加ください。今回の講義テーマは「製造の現場から生まれた疑問に答える」です。
早川氏のブレンダーとしての経験や蒸留酒関連の最新論文、業界関係者(原料、資材、機器メーカー等)へのヒアリングによって疑問を解決していく、より実践的な講座内容となっています。
ウイスキー製造の現場に携わる方や、造り方に強い興味のある愛好家の方を対象にした、中・上級者向けの講座です。
■ お申込み方法
お電話またはインターネットにてお申込みください
・お電話:03-6277-4103(ウイスキー文化研究所 平日10:00~18:00)
・インターネット:以下のリンクからウイスキー文化研究所オンラインショップにお進みください
★ウイスキー文化研究所会員の方は
こちら
★一般の方は
こちら
■講座案内
『ウイスキー製造の現場で得た知見をもって、ウイスキーに関わる方々へ広く情報発信していくこと、経験や知識の継承をしていくこと』が、講義方針となっています。
新しい講座は双方向の情報のやり取り、つまり、製造に関する疑問・質問を基に講座にて「答えてゆく」というスタイルをとります。
事前募集しました質問について、講師自らの実地経験や、学会で発表された研究報告から得た情報、酒類業界関係者への聞き取り取材などの方法で調査をし、講義で詳しく解説します。
第1回のテーマは「麦芽」です。
その後、「発酵(酵母)」、「蒸留(ポットスチル)」、「熟成(樽)」といったテーマを設定していきます。
製造の現場に携わる方はもちろん、ウイスキーを広めるために知識を得たい方、純粋にただただ興味のある方にも参加して
いただきたいと考えております。皆様のご参加をお待ちしています。
質問例
・国産大麦を使う上でのメリットとデメリットは何ですか?
・糖化時の温度と時間を変更するとどのような影響がでるのですか?
・清澄な麦汁とはどの程度の「清澄さ」でしょうか?それを得る方法はどのようなものですか?
上記のような質問をいただいています。
講義で取り上げる予定ですが、変更することもございますのでご了承ください。
■お願い
「麦芽」に関する質問は、今月末頃までで締め切ってしまいますが、それ以降のテーマにつきましては募集を続けてまいりますので、奮って当研究所までご連絡ください。(原則として、開講日の前月末までを締め切りとします。)
なお、いただいたご質問は可能な限り調査いたしますが、全てにお答えできかねることもあるかと思いますので、ご了承お願いします。
■ウイスキー文化研究所 特別技術顧問 早川健
1959年広島県福山市生まれ。大阪大学工学部醗酵工学科、大学院で醸造・醗酵を学び、1983年にキリン・シーグラム株式会社に入社。2000年に富士御殿場蒸溜所のブレンド最高責任者(チーフブレンダー)となり、「富士山麓樽熟50°」「富士山麓シングルモルト 18年」等の開発を手がける。2015年麒麟麦酒を退職し、ウイスキー文化研究所の特別技術顧問に就任。
■会場
ウイスキー文化研究所 ウイスキースクール
東京都渋谷区広尾5-23-6 長谷部第10ビル2F →
アクセス
※最少催行人数は10名です。1週間前に規定の人数に達しない場合は、開講を中止します。
(開講中止の場合は、当研究所より皆様にご連絡いたします。その場合は受講料を全額返金いたします)