ウイスキー文化研究所の特別技術顧問、早川健氏の製造に関する講義の第3弾の開講です。
現在までに開催されたものを受講された方も、そうでない方もぜひ参加ください。講義テーマは「製造の現場から生まれた疑問に答える」です。
早川氏のブレンダーとしての経験や蒸留酒関連の最新論文、業界関係者(原料、資材、機器メーカー等)へのヒアリングによって疑問を解決していく、より実践的な講座内容となっています。
ウイスキー製造の現場に携わる方や、造り方に強い興味のある愛好家の方を対象にした、中・上級者向けの講座です。
■ 恐れ入りますが最少催行人数に満たなかったため、中止とさせていただきます
■講座案内
『ウイスキー製造の現場で得た知見をもって、ウイスキーに関わる方々へ広く情報発信していくこと、経験や知識の継承をしていくこと』が、講義方針となっています。
新しい講座は双方向の情報のやり取り、つまり、製造に関する疑問・質問を基に講座にて「答えてゆく」というスタイルをとります。
事前募集しました質問について、講師自らの実地経験や、学会で発表された研究報告から得た情報、酒類業界関係者への聞き取り取材などの方法で調査をし、講義で詳しく解説します。
第2回のテーマは「発酵」です。
前回は「麦芽」をテーマに講座を開講し、第2回の今回は「発酵」です。今後は、「蒸留(ポットスチル)」、「熟成(樽)」といったテーマを設定する予定です。現在のところ4単元、4回の予定ですが質問の内容や分量次第で回数を増やし、充実した講義にしていきたいと考えています。
質問例
・プレスイーストやリキッドイーストの違いや使いやすさなどメリット・デメリットは?
・酵母の保管の仕方は?
・良い酵母とは?香りなどをコントロールするにはどうするのか?
上記のような質問をいただいています。
講義で取り上げる予定ですが、変更することもございますのでご了承ください。
■お願い
「発酵」に関する質問を募集しており、最終締め切りは9月20日(水)といたします。また、それ以降のテーマにつきましては、以後も募集を続けてまいりますので、奮って当研究所までご連絡ください。
なお、いただいたご質問は可能な限り調査いたしますが、全てにお答えできかねることもあるかと思いますので、ご了承お願いします。
■ウイスキー文化研究所 特別技術顧問 早川健
1959年広島県福山市生まれ。大阪大学工学部醗酵工学科、大学院で醸造・醗酵を学び、1983年にキリン・シーグラム株式会社に入社。2000年に富士御殿場蒸溜所のブレンド最高責任者(チーフブレンダー)となり、「富士山麓樽熟50°」「富士山麓シングルモルト 18年」等の開発を手がける。2015年麒麟麦酒を退職し、ウイスキー文化研究所の特別技術顧問に就任。
■会場
ウイスキー文化研究所 ウイスキースクール
東京都渋谷区広尾5-23-6 長谷部第10ビル2F →
アクセス
※最少催行人数は10名です。1週間前に規定の人数に達しない場合は、開講を中止します。
(開講中止の場合は、当研究所より皆様にご連絡いたします。その場合は受講料を全額返金いたします)