最新号
Whisky Galore(ウイスキーガロア)
Vol.54/2026年2月号(1月12日発行)
スコッチのモルトウイスキー蒸留所を所有企業別に紹介する「スコッチ蒸留所名鑑」。第4弾は、世界5大ウイスキーすべてに蒸留所を持つ日本のサントリーを特集。ボウモアやラフロイグを含むスコッチの5蒸留所と、アイリッシュのクーリーとキルベガン、全7蒸留所を一挙掲載し、それぞれの特徴や造りに迫る。世界的なシングルモルトブームが続くなか、大手スピリッツメーカーの戦略から見えてくるものとは――。
第2特集「球磨焼酎の里を訪ねて」では、熊本県の人吉・球磨地方を初取材。ウイスキー造りを始めた田野蒸溜所(高橋酒造)のほか、豊永酒造、鳥飼酒造、六調子酒造、計4つの蔵を巡り、知られざる球磨焼酎の魅力を紐解く。
全国のクラフト蒸留所の動向をいち早く追う「日本のクラフト蒸留所最前線」では、いずれも再訪となる鹿児島県の火の神蒸溜所、マルス津貫蒸溜所、嘉之助蒸溜所の最新情報をリポート。さらに「沖縄泡盛紀行」や「インドのインドリウイスキー」など、国内外のウイスキーとスピリッツについても注目の蒸留所を訪ねた。
「北アイルランドのウイスキー」、スコッチシングルモルトの「ロイヤル・ブラックラ」、「アラン」、「グレンドロナック」のほか、ニッカウヰスキーから新発売される「ザ・ニッカ リミテッド」など、話題のウイスキーをガロア独自の視点で解説していく。
ウイスキーの原点、シングルモルト蒸留所の現在地を知る――
スコッチ蒸留所名鑑 第4弾 サントリーグローバルスピリッツ
世界5大ウイスキーすべてに蒸留所を持つ大手スピリッツメーカーの7蒸留所を一挙紹介!
球磨焼酎の里を訪ねて
◆日本のクラフト蒸留所最前線
◆沖縄泡盛紀行
◆世界でもっとも急成長を遂げるインドの「インドリ」ウイスキー
◆北アイルランドのウイスキー その特徴と10ブランドを紹介
◆ステファニー・マクラウド氏に聞く「ロイヤル・ブラックラ」リニューアルに込めた想い
◆30周年を迎えたシングルモルト「アラン」の魅力
◆誌上採録 グレンドロナックマスタークラス開催
◆「ザ・ニッカ リミテッド」 次の100周年へ向かうニッカの“現在地”を表現
◆初開催! ジャパニーズクラフトウイスキーフェスタ2025
◆Whisky Festival 2025 in Tokyo
◆The Tasting 話題の36本をテイスティング!
巻頭特集「日本のクラフト蒸留所最前線」に誤りがありました。正しくは下記のとおりです。訂正して、お詫び申し上げます。
■4ページ 地図に表示されている玉野アセンド蒸留所の位置
誤)宮城県 ⇒ 正)福島県
■15ページ 伊勢蒸留所の写真キャプション
誤)中国製 ⇒ 正)日本製
■23ページ サワマチ蒸溜所の本文・下段・右から11行目
誤)ウイスキー製造責任者 ⇒ 正)ウイスキー製造担当者
ウイスキーガロア別冊
IRISH WHISKEY CHRONICLE
アイリッシュウイスキー蒸留所名鑑
(2025年8月12日発売)
いま読むべき「アイリッシュウイスキー」の全情報が、この一冊に!
世界5大ウイスキーの中で、近年もっとも成長著しいのがアイリッシュウイスキー。販売数量は毎年10%近い伸びを示していて、蒸留所も2000年代初頭までわずか3ヵ所だったのが、いまや計画中も含めるとその数は60ヵ所超にまで激増。そんな世界的トレンドを牽引しているにもかかわらず、日本ではアイリッシュウイスキーについて書かれた本が一冊もありませんでした。そこで『ウイスキーガロア』では、過去10号にわたって掲載してきたアイリッシュウイスキーの記事をまとめ、初の別冊ムックとして書籍化。もちろん書籍化にあたり、内容は大幅に加筆修正し、最新情報にブラッシュアップ。専門誌だからこそ成しえた圧倒的な情報量と豊富なビジュアルで、アイリッシュウイスキーのすべてを網羅した一冊が誕生しました。
■稼働中の蒸留所、52ヵ所を徹底紹介!
執筆を手がけたのは『ウイスキーガロア』編集長で、30年以上にわたって世界中のウイスキー造りの現場を見てきたウイスキージャーナリストの土屋守。自らアイルランド中の蒸留所に足を運び、取材や撮影を重ねてきました。本書では現在稼働している蒸留所のうち、35の蒸留所を写真とともに詳述。それ以外の17蒸留所も概要を一覧にし、合計52ヵ所の蒸留所を網羅。ウイスキー造りの特徴はもちろん、創業者の想いや土地のテロワール、製品情報など、それぞれの蒸留所の魅力を余すところなく紹介。■日本で手に入るアイリッシュのボトルカタログ、計139本!
世界的なトレンドと相次ぐ造り手の誕生を受け、ここ数年、日本へ輸入されるアイリッシュウイスキーも急増しています。そこで本書では、現在日本で流通しているアイテムを中心に、比較的に手に入れやすいボトルをカタログにまとめました。その数、139本! 人気ブランドから、知られざる銘柄まで、これを見れば次に飲むべき1本が、きっと見つかります。◆読み物としても大充実!
巻頭ではアイリッシュウイスキーの基本的な定義や製法、スコッチとの違い、さらに北アイルランドとアイルランド共和国の歴史や文化をQ&A方式でわかりやすく解説した「知っておきたいアイルランド、アイリッシュウイスキー」を掲載。さらに巻末にはアイリッシュ特有のポチーン、そしてアイリッシュ復興の立役者でもあるジョン・ティーリング氏をフィーチャーした読み物のほか、多彩なエピソードを交えたコラムなども収録。アイリッシュウイスキーを理解するために必須となる情報が満載です。定期購読
ウイスキーガロアの定期購読サービスは51号をもちまして終了いたしました。ウイスキー文化研究所へご入会いただきますと、会報誌としてウイスキーガロアを毎号お届けいたします。ご入会もあわせてご検討ください。
入会案内THE CAIRDEAS(ザ・カーチェス)
「カーチェス」はゲール語で“友情”を意味し、ウイスキーガロアを応援してくださる料飲店・バー・酒販店様などの総称です。ウイスキー愛好家が集うお店ばかりですので、お近くのお店やご旅行に行かれた際などは、ぜひ足をお運びください。