2020年11月に開催を予定していました『ウイスキーフェスティバル 2020 in 東京』は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、開催しないことを決定いたしました。 ウイスキーフェスティバルは2007年の初開催以来、東京と大阪を中心として30回近く実施され、皆様のご好評を得てまいりました。近年のウイスキー人気もあり、多くの方々に支えられて、昨年の東京フェスは2日開催、8,400名の入場者を記録する大きなイベントへと成長いたしました。本年も11月の開催に向け準備を進めてまいりました。 しかし、一時は落ち着くかに見えた新型コロナウイルスの感染拡大は、7月に入ってからまた予測のつかない状況に陥っております。状況の好転が見られない限り、参加者と出展者が安心してフェスに臨むことは不可能であり、また、これ以上決断を先延ばしにすることもできません。無理に開催しても、それは今までのウイスキーフェスティバルの楽しさを損なうものとなってしまいます。 以上のことから、大変残念ではありますが、『ウイスキーフェスティバル 2020 in 東京』の中止を決定したことを、皆様にお知らせいたします。本イベントへの参加を楽しみにされていた方々、参加者との交流のために準備を重ねてくださっていた出展者の皆様には、大変申し訳なく思います。 今後は2021年11月に同会場（ベルサール高田馬場）にて『ウイスキーフェスティバル 2021 in 東京』を開催できるよう、改めて精進してまいります。同様に、本年中止となってしまった『ジャパニーズウイスキーフェスティバル』、『ウイスキーフェスティバル in 大阪』についても2021年の開催を目指して企画してまいります。またウイスキーフェスティバルに代わるオンライン等のイベントも、現在企画中です。 コロナウイルスが一日も早く終息し、皆様とフェスティバルでお会いできることを、心より祈念申し上げます。 今後とも、ウイスキーフェスティバルならびにウイスキー文化研究所をよろしくお願いいたします。

ウイスキー文化研究所